メトロニュース2017年7月号
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10東京メトロでは、お客さまの安全確保を最 早期運行再開に向けた 自然災害対策、さSPOT震災対策地震が起きたときは?高架橋柱(約1,200本)の補強石積み擁壁(長さ計約1,800m)の補強震度7クラスでも鉄道施設の崩落は発生しません。お客さまの安全確保と早期に運転再開ができるよう、さらなる耐震補強を実施しています。震災対策1震度4以上の地震が発生したときは、列車を停止させます。その後、早期に運転再開ができるよう、36か所のエリア地震計の計測値に基づき、必要な点検を行います。震災対策2非常用走行バッテリー搭載車(イメージ図)※現在銀座線への搭載を進めており、今後丸ノ内線への搭載を進めていきます。停電によって列車が駅間に停止した場合でも、最寄駅まで走行が可能となるよう車両に非常用走行バッテリーの搭載を進めています。震災対策3地震による列車の運転規制フロー地震警報装置自動的に全線で列車を緊急停止自動的に「緊急停止」の音声が流れ、乗務員が列車停止早期地震警報システム列車停止震度5弱震度4以上震度4以上気象庁:緊急地震速報配信会社:早期地震警報地震計(沿線6か所)のうち1か所でも規定値以上を検知運転再開準備お客さまの安全の確保震度5弱以上のエリア:運転見合わせ、歩行点検震度4以下のエリア:注意運転安全を確認できた区間から速やかに運転を再開エリア地震計(36か所)の計測値に基づく設備などの点検※エリア地震計での計測値に基づき、エリアごとに、必要な点検項目を絞ることが可能となります。総合指令所指示

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