阪神・淡路大震災の教訓を踏まえて、トンネル・高架橋・地上部建物について耐震性を見直し、耐震補強工事(写真左)を実施しており、構造物の耐震性の向上に努めています。平成21年度末現在、98.5%近くの耐震補強工事が完了しています。
地震発生時には沿線6箇所に設置してある地震計から、総合指令所(写真右)の情報表示装置に地震警報が表示され、ただちに地震の大きさに応じた電車の運転規制を行います。
一定以上の揺れを検知した場合は、全路線の電車に対して緊急停止の警報が流れ、乗務員は電車を停止させます。さらに33箇所に設置しているエリア地震計の表示に応じた点検を行い、安全が確認できた区間から運転を再開できるようにしています。
また、気象庁から発信される緊急地震速報を活用した早期地震警報システム運用を行っており、既設の地震警報装置と併用することで地震発生時の安全対策をさらに強化しています。

店舗部高架橋橋脚耐震補強

総合指令所
停電時の電車・駅構内

非常用発電機
電力は路線ごとに複数ある変電所で電力会社から受電しています。地震などで一部の受電系統が停電しても、ほかの系統から供給され、電車の運行は確保されます。電力会社からの受電がすべて止まっても、駅、電車内の非常灯、電車内の放送装置、非常通報装置はバッテリーにより稼動します。 なお、主要駅には非常用発電機を整備しており、防災設備の電源を確保しています。
