MetroWalker 2015 Autumn
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これであなたもメトロ通。普段、何気なく使っている地下鉄。その裏側にはさまざまなものが潜んでいる。ここでは、そんなメトロの雑学を紹介。イラスト/平田利之メトロ雑学東京メトロの乗務員が教えるいのですが、吊り革を支える金具や床下の機械の吊り金具など計9点の部品にリサイクルされています。見る機会は少ないかもしれませんが、前面・側面に〝Al〞のマークのステッカーを貼っていますので、ぜひチェックしてみてください。東京メトロ東西線には、すでに廃車となった車両のアルミ合金の部品をリサイクルして運行している「アルミリサイクルカー」があります。05系の124編成のみですが、5000系の車両から部品をリサイクルして使っています。車体そのものではな東西線を走るエコ車両「アルミリサイクルカー」妙典運転事務室 青木一也営団地下鉄時代に駅弁を販売していたことがあるのをご存じでしょうか? 販売されていた場所は表参道駅で商品名は「PAC-CICA(パクチカ)」。実はこの駅弁は、今年4月に亡くなられた愛川欽也さんが司会を務め、1984〜1987年にテレビ朝日系列で放送された「愛川欽也の探検レストラン」という番組で企画されたもの。彩り豊かな小ぶりなおにぎりが入ったお弁当で、混雑する地下鉄車内で食べても匂いが充満しないなどの工夫が施されていたとのこと。今では幻ともなっている、レアな駅弁のひとつではないでしょうか。地下鉄に駅弁があった!?青山運転事務室 猪飼和彦日本で鉄道車両としての役目を終え廃車となった車両が、海外の鉄道会社へ譲渡され第二の人生を送ることがあります。代表的な車両が、帝都高速度交通営団時代に丸ノ内線を走っていた真っ赤なデザインの500形電車です。この電車は1995年に、アルゼンチンのメトロビアス社に譲渡され、ブエノスアイレス地下鉄で使用されています。斬新なデザインは現地でも好評なようで、標準色ともいえる黄色ベースに他の車両が塗装されている中、この車両のみが唯一塗装を変更されずに使用されているとのこと。近年では、東西線・千代田線・有楽町線の旧車両がインドネシアで走っています。海外でも活躍する地下鉄車両新木場車掌事務室 小野泰行東陽町車掌事務室 小林広明日比谷線が銀座線と交差する銀座駅辺りは、日比谷線が開業する昭和36(1961)年以前、昭和8(1933)年の銀座線工事と同時につくられたトンネルを使用しています。しかし、トンネルが銀座線と同一仕様の低いサイズのものであったため、パンタグラフ付きの電車には高さが足りませんでした。そのため、天井を壊し銀座線のレールを橋げたに載せ、銀座線ホーム用に薄い天井を新設。さらに、日比谷線の床を削りパンタグラフの高さを確保しました。今でもトンネル内に1本だけ古い鉄骨の柱があり、それが目印となっています。交差部工事の歴史を残す柱千住車掌事務室 大河原昭一1818

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