メトロニュース2016年6月号
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13Vol.3私は“電気を管理する”メトロ人です!聞く電車を走らせるための電気を流す「架線」の保守・点検を中心に、駅構内の照明や昇降機、空調など、電気設備全般の管理をしています。日常の業務以外にも、トラブルを未然に防ぐための緊急対応も行います。今の時期だと、鉄柱の上に作られたカラスの巣を撤去することも。架線の電線部分にあたるトロリ線には1,500Vもの電圧が通っているので、ここに巣材に使われた針金などが接触すると危険なんですよ。地上部では電柱に吊るすタイプの「架空線(カテナリ架線)」、地下部では天井に固定した「剛体架線」が、また銀座線と丸ノ内線は、線路横に「第三軌条(サードレール)」が設置されているんですよ。バスケットボールで汗を流します。社内には各部ごとのチームがいくつかあり、トーナメント戦もあります。わが電気部チームは、なかなか勝ち上がれませんが(笑)。鉄柱の高さは7mもあるとか。高い所、コワくない?架線って、いろんな種類があるの?地下鉄に乗るときはチェックしてみます!ところで、休日の過ごし方を教えてください。緊急って、例えばどんな?ふだん、どんなお仕事をしているのですか?メトロ人トークメトログループ社員にインタビュー!道﨑大輔さん東京地下鉄株式会社鉄道本部 電気部 東西線電機区コワいです!(笑)特に、深夜の作業が多いため、今でも高所の現場では緊張しますね。安全帯付きの腰道具で身を守っています。
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