銀座線稲荷町駅、木のデザインを取り入れて生まれ変わったリニューアル後の姿を写真でお披露目!

2017年12月30日で上野駅~浅草駅間の開通90周年を迎える銀座線は現在、各駅のリニューアルを進行中! なかでも下町エリアのリニューアルは一部をのぞいて2017年12月に完了しました。

この記事では、はやくもリニューアルが完了した稲荷町駅の内部をご紹介! はたして、どんな姿に生まれ変わったのでしょうか。

【下町エリアとは】
1927年に上野駅〜浅草駅で東洋初の地下鉄として開通した歴史を活かし、当時の雰囲気から親しみを感じられる7駅を下町エリア(浅草・田原町・稲荷町・上野・上野広小路・末広町・神田の各駅)として位置づけています。

街並み、そして「木」のイメージを大切にしたデザインはどう反映された!?

稲荷町駅周辺には、長屋の面影を残した古い街並みが残っています。そんな建物、またそこに使われている木のイメージを大切にしたいと考えて計画されたデザインイメージがこちら!

このイメージが、実際にどんなふうにホームに反映されたかといいますと...こうなりました!

まずは壁面にご注目。木目調の格子窓が配置されています。

さらに、天井も木目調。長屋の連続する屋根をイメージしたデザインのなかに、間接照明を仕込みました。

このように、稲荷町駅は木目調がデザインの基本。さらに長屋風の天井や格子窓によって、昔ながらの街並みのイメージが体現されています。

さらにはこの稲荷町駅周辺は昔ながらの工房や道具店の多い街。そこで、その手工芸品を8つ、ホームのショーケースに収めました。そのうちのひとつがこちら。

こちらは江戸簾といって、部屋の間仕切や日除けとして使われるもので、竹や葭などの天然の素材を生かしてつくられます。このような工芸品がどこにあるか、新しい駅のホームで探してみてください。

また、稲荷町駅は駅の面積が小さく、東京メトロの他の駅と比べるとホームも狭い駅です。そこで、ホームのベンチにもひと工夫。

ちょっと見ただけではわかりにくいのですが、このベンチ、普通のベンチよりも奥行きが浅いのです。

ぐっと寄ってみると、銀座線のロゴの横に
「この駅はホーム幅が狭い為、安全を考慮した幅をとらないベンチを設置しています」
という説明書きが。

また、ホームドアが設置され、これまでよりも安心して電車の到着を待てるようになりました。

狭いながらも街の雰囲気を活かしたデザイン、そして機能面にも配慮したリニューアル後の稲荷町駅。新しいホームに降り立ったらぜひ、その機能美に注目してみてください。

稲荷町駅:2017年12月リニューアル完了(一部除く)

※出入口上家改良は2018年6月、エレベーター新設は2019年度までに行います。

2018年1月25日時点

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