駅社員による拾得物及び収入金着服について
2015年12月24日
東西線南砂町駅において、当社社員が拾得物及び会社の収入金を着服していたことが判明いたしました。
当該行為は鉄道従事員としてあるまじき行為であり、お客様をはじめ関係の皆様に大変ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
詳細は下記のとおりです。
記
1 時系列及び発覚の経緯
2015年12月20日(日)8時20分頃、売上集計担当者が券売機室内の床に前日分の払い戻し乗車券が落ちている状況を発見しました。社内調査を進めたところ、当該社員(25歳、男性)が所定の保管場所から払い戻し乗車券を持ち出し、不正に払い戻し行為を行い現金を着服したことを認めました。
その後の調査により12月24日(木)13時00分頃、当該社員は2014年12月頃から自らが勤務する改札口に届けられた拾得物から現金及びICカードを抜き取り現金化していたこと、また、2014年10月頃から収入金の着服を上記の不正方法等により繰り返し行っていたことが判明いたしました。
2 拾得物の着服物及び金額等
現金、ICカード等 合計約340件 173,280円
・うち拾得物の着服 約40件 31,280円
・うち収入金の着服 約300件 142,000円
3 処 分
社内規則に則り厳正に処分します。
4 再発防止策
(1)改札口、券売機室へのセキュリティカメラの設置を行い、不正行為への抑止力向上を図ります。
(2)全駅職場を対象に本社管理者による緊急巡視を行い、事案の重大性及び再発防止の徹底について伝達いたします。
(3)全駅社員を対象に厳正な収入金の管理、拾得物の取扱いについて、駅管理者による個人面談を実施し、再徹底いたします。
(4)全駅社員を対象に本社社員によるコンプライアンスに関する教育を実施し、法令等に基づき職務を厳正に遂行することを再徹底いたします。
(5)臨時のコンプライアンス・リスクマネジメント委員会を開催し注意喚起を図るとともに、執務の厳正を徹底いたします。
以 上
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