
6000系車両は昭和46年に開発され、量産車両としてアルミ車体と回生ブレーキ付サイリスタチョッパ制御装置を世界で初めて採用した画期的な車両で、省エネルギー車両としての先駆けの車両です。この車両のデザインは次世代を担う車両にふさわしい既成概念にとらわれない自由な発想により検討されており、特に前面デザインは非対称とし、正面貫通扉に非常用ステップ機能を持たせるなど斬新な発想を持つ車両となりました。20年以上経過しても陳腐化しないこと、可能な限り軽量化することなどを考慮して製作され、現在も一部の車両で制御更新を行うなどし活躍し続けています。

車両前面が非対称デザインとし正面貫通扉はステップを一体化した前倒し式を採用し、ローレル賞も受賞しています。乗務員室内の運転台中央に車内信号機付きの速度計を配し左右に表示灯類を配置しました。新技術投入による搭載機器が多いのも特徴です。

期形の車内は、木目化粧版を張った座席脇仕切を採用し貫通路を脇仕切と同様形状として広々とした空間としました。同じ編成でも車両連結部の大きさや扉の有無に違いがあります。窓に関しても1枚窓や2枚窓、多くの種類があり、目を凝らして見ると、乗るたびに新たな驚きをおぼえる車両です。
車両主要諸元
基本車両編成

主要諸元
| 自重(t) | 24.4~36.8 |
|---|---|
| 定員(人) | 136~144 |
| 最大長さ(mm) | 20,000 |
| 最大幅(mm) | 2,850 |
| 最大高さ(mm) | M1車:4,145・他4,135 |
| 車体構造 | 全アルミ合金製 |
| 電車線方式 | 1,500V架空電車線式 |
| 軌間(mm) | 1,067 |
| 最高速度(km/h) | 100 |
| 加減速度 (km/h/s) |
加速度:3.3 / 減速度:(常用)3.7・(非常)4.7 |
| 制御方式 | VVVFインバータ制御方式 |
| ブレーキ方式 | 回生ブレーキ付き電空演算電気指令空気ブレーキ、保安ブレーキ付き |
| 列車保安装置 | CS-ATC / JR用CS-ATC / 小田急用ATS |
サービス機器一覧
| 弱冷房車両 | 第4車両に設置 |
|---|---|
| 優先席 | 全車両に設置 |
| 車いすスペース | 前後2両目に設置(一部の編成に設置) |
| 非常通報装置 | 押しボタン式非常通報装置 / 通話式非常通報装置(車いすスペースのみ) |
| 車内案内装置 | 6135編成(車両改良にて順次設置) |
| 放送装置 | 分散増幅式 / 車外スピーカー・自動放送装置付(一部の車両には設置未完) |
