車両紹介

有楽町線 10000系
 この車両は、平成16年度に搬入した東西線05系13次車をベースとしており、05系で採用した内容も含めて、快適性や使い易さの向上、リサイクル性の向上、火災対策の強化、車体強度の向上、コストダウン・省メンテナンスをコンセプトに東京メトロの標準車両として開発したものです。
 なお、この車両は東武東上線、西武有楽町線・池袋線との直通運転と平成20年6月14日開業の副都心線に対応した車両として設計しております。 有楽町線では、平成4年に投入した07系車両以来、14年ぶりの新型車両となります。
 車両間の貫通扉は幅900mmの全面強化ガラスとし、その両側も200mm幅にわたり強化ガラスの妻構成とすることで、見た目には1300mmの大型ガラスとなり、車両間の見通しが良くなっています。
 客室構造で特徴的なのは、中央天井と蛍光灯及び空調ダクトを一体化したマルチファンクションモジュールを採用したことです。また、アルミ板と真空断熱材を一体化させ、屋根構体のダブルスキンの吊溝に取付ける構造(トリプルスキン構造)として天井に曲面を持たせることで、室内の天井高さが従来構造の2230mmから2415mmと185mm拡大し開放的な室内空間となっています。
 車内表示器は、従来のLED式から変更し、各ドア上部の鴨居点検蓋に東京地下鉄として初めて液晶式の車内表示器(15インチ)を設置しています。画像制御はデジタル方式を採用しクリアに画像が表示されます。行先、号車、次駅乗換案内、ドア開方向(チャイム鳴動機能付)、各種PR、運行情報などを表示します。これら表示内容はTIS装置からの指令情報に基づき制御されています。また、液晶画面の保護板には強化ガラスを使用しています。
車両主要諸元
構成
←新木場 池袋→
10100 10200 10300 10400 10500 10600 10700 10800 10900 10000
CT1 M1’ Mc2 Tc1 Mc1 Tc2 T' M1 M2 CT2
主要諸元
自重(t) 24.3〜34.2
定員(人) 143〜154
車体寸法(mm) 長さ20,000(連結面間距離 先頭車20,470)×幅2,800×高さ4,020
車体構造 全アルミ合金製(ダブルスキン構造)/FSW接合
最高速度(km/h) 100(設計速度120)
加減速度(km/h/s) 加速度:3.3/減速度(常用)3.5・(非常)5.0
制御方式 VVVFインバータ制御装置(IGBT,PGセンサレス制御)
ブレーキ方式 ATC連動電気指令式電空併用ブレーキ(電気停止ブレーキ)遅れ込め方式、保安、対雪ブレーキ付き
列車保安装置 CS-ATC装置 / 東武形ATS装置 / 西武形ATS装置
サービス機器一覧
弱冷房車両                  
優先席 全車両に設置
車椅子スペース                
車内表示器 液晶画面式
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