
07系車両は有楽町線の輸送力増強のために平成5年から6編成(60両)が製造されました。その後、平成18年から東西線へ転籍し、現在では6編成全てが東西線で使用されています。メインテーマは"Gentle & Mild"で、同時期に製造された千代田線06系と同一コンセプトとして、これからの車両は「人や環境に心を配り、おだやかで上品であること」が必要であるとして設計されました。車体前面は曲面で構成され、やさしさと上品さ、スマートさを感じさせるフォルムとし、前面上部と前面ガラスをゆるやかに傾斜させ軽快感をだしパノラマミックワイドなフロントガラスとしました。下部にスカートを設置し障害物からの保護を含めスピード感のあるデザインとしました。

インテリアについては、座席の端にあるサイドバーの形に工夫を施し、立席のお客様と、座席のお客様がともに快適に乗車できるようにしました。また、視界を広げるために大型1枚窓を採用し、開放感あるデザインとしました。

乗務員室運転台に運転時に扱う機器・スイッチ類を集約し、右袖部分を広げTIS(車両制御情報管理装置)のLCDを設置、運転士に必要なさまざまな情報やメッセージを提供できるデザインです。製造時はツーハンドルマスコンでしたが、東西線への転籍時に左手操作式ワンハンドルマスコンに改造しています。また、お客様に快適にご乗車いただけるよう、冷房装置の性能を従来の42,000kcal/h(48.84kW)から50,000kcal/h(58.14kW)に向上しています。
車両主要諸元
基本車両編成

主要諸元
| 自重(t) | 21.8~32.4 |
|---|---|
| 定員(人) | 138~153 |
| 最大長さ(mm) | 20,000(先頭車20,270) |
| 最大幅(mm) | 2,850 |
| 最大高さ(mm) | M車4,140(パンタグラフ付き)・他4,092 |
| 車体構造 | 全アルミ合金製 |
| 電車線方式 | 1,500V架空電車線式 |
| 軌間(mm) | 1,067 |
| 最高速度(km/h) | 110 |
| 加減速度 (km/h/s) |
加速度:3.3 / 減速度:(常用)3.5・(非常)5.0 |
| 制御方式 | VVVFインバータ制御方式 |
| ブレーキ方式 | ATC連動電気指令式電空併用ブレーキ(回生ブレーキ付き) 保安、対雪ブレーキ付き |
| 列車保安装置 | デジタルCS-ATC(メトロ・東葉対応)/JR用ATS装置(ATS-P) |
サービス機器一覧
| 弱冷房車両 | 第4車両に設置 |
|---|---|
| 優先席 | 全車両に設置 |
| 車いすスペース | 第2車両、第9車両に設置 |
| 非常通報装置 | 通話機能付き非常通報装置 |
| 車内案内装置 | LED表示器による文字スクロール表示 |
| 放送装置 | 車内放送(自動音量調整機能付き)、自動放送、車外放送 |
