
9000系22、23編成は、平成21年6月ダイヤ改正時の増発用として製作された新造車両です。車体は従来と同じアルミ合金製ですが、構造の見直しによる強度の向上を図っています。また、内装材の見直しによる火災対策の向上、車両ドア戸挟み支障を援助する戸閉め力弱め制御装置の搭載、床面高さの低減によるホームとの段差の縮小など、安全性と利便性を高めています。エクステリアデザインでは前灯とその周囲の形状、前面から側面へ流れるラインを見直し、より精悍なスタイルとしました。

乗務員室は従来の9000系とほぼ同じ構造・機器配置としています。台車や連結器、制御装置などの各種機器は有楽町・副都心線10000系を基本とし、安全性、信頼性の向上、低騒音化、コスト低減を図っています。

インテリアは、白を基調とした清潔感のある配色とし、床材には路線カラーのエメラルドグリーンを採用して、車内をより明るく見せる配色としました。腰掛けは片持ち式とし、座席幅は一人当たり460mmに広げました。座席のクッション材を改良し、座り心地の改善を図っています。従来の9000系と比較して、ドア上の表示器をLED式から液晶式にし、冷房能力も向上させるなど、サービス向上を図っています。
車両主要諸元
基本車両編成

主要諸元
| 自重(t) | 26.0~33.0 |
|---|---|
| 定員(人) | 140~151 |
| 最大長さ(mm) | 20,000(先頭車20,660) |
| 最大幅(mm) | 2,830 |
| 最大高さ(mm) | M1、M1'車:4,140・他4,042 |
| 車体構造 | 全アルミ合金製 |
| 電車線方式 | 1,500V架空電車線方式 |
| 軌間(mm) | 1,067 |
| 最高速度(km/h) | 110 |
| 加減速度 (km/h/s) |
加速度:3.3 / 減速度:(常用)3.5・(非常)4.5 |
| 制御方式 | VVVFインバータ制御方式 |
| ブレーキ方式 | ATC連動電気指令式電空併用ブレーキ(回生ブレーキ付き) 保安、対雪ブレーキ付き |
| 列車保安装置 | CS-ATC/東急・埼玉高速用CS-ATS |
サービス機器一覧
| 弱冷房車両 | 第4車両に設置 |
|---|---|
| 優先席 | 全車両に設置 |
| 車いすスペース | 第2車両、第5車両に設置 |
| 非常通報装置 | 通話機能付き非常通報装置 |
| 車内案内装置 | 液晶モニタ15インチ×1/ドア |
| 放送装置 | 車内放送(自動音量調整機能付き)、自動放送、車外放送 |
