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ニュースレター

「有楽町線連絡線建設工事」編

2014年10月3日

 

昭和58年6月24日に開業した営団地下鉄(現:東京メトロ)有楽町線の小竹向原駅は、その後、西武有楽町線、東武東上線、西武池袋線との直通運転や、副都心線の開業、さらに、東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線との直通運転などにより、同駅へ乗り入れる列車が複雑に走行する要衝となっております。

 現在の小竹向原駅は、①和光市方面⇔新木場方面、②和光市方面⇔渋谷方面、③練馬方面⇔新木場方面、④練馬方面⇔渋谷方面の4形態の列車が乗り入れており、有楽町線と副都心線が各々乗り入れる形となっております。

 ①と④の有楽町線と副都心線をまたぐ列車は小竹向原駅~千川駅間にて平面で交差する状況となっており、平面交差を抱えたままでは、列車の運転本数に制限をつくることや、ダイヤが乱れた際にその影響をさらに拡大してしまうなど、輸送力や安定輸送の面で問題があります。

 そこで、東京メトロでは平面交差解消に向けて、平成22年から連絡線設置工事をすすめています。

 現在の千川駅から小竹向原駅間における和光市方面列車の1時間当たりの最大運転本数は、有楽町線と副都心線合わせて35本となっており、両線のダイヤは平面交差による駅間停止が発生しないようにお互いの路線の発着を駅で調整しています。

 連絡線が完成すると、平面交差を考慮した駅での待ち時間を短くすることができ、列車の運転間隔に余裕が生まれることで、1時間当たりの列車運転可能本数の増加を図ることも可能となります。

 また、輸送障害等によりダイヤが乱れた際は、定時運転時には発生しないような平面交差を原因とした列車の駅間停止が発生し、遅延が拡大することがありますが、この解消により定時運転へ復帰するまでの時間を短縮する効果があります。

 

metroNews20141003_l45.pdf(PDF:651 KB)

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