2015年3月27日
東京メトロ(本社:東京都台東区 社長:奥 義光)では、2020年度に向けた長期環境戦略「みんなでECO. 」を掲げ、積極的に再生可能なエネルギーの有効活用を図っています。
このたび電車がブレーキをかけたときに生じる回生電力を駅施設等に供給することができる駅補助電源装置を2014年6月から稼働している東西線妙典駅に続き東陽町駅ほか6箇所に設置し2015年3月28日(土)始発より順次稼働いたします。
電車がブレーキをかけたときに生じる回生電力を他の走行中の電車の加速に必要な電力として使用することで省エネルギー化を図ってきましたが、使い切れない回生電力があることから、これを駅補助電源装置を介して、照明や空調、エスカレーターなどの駅施設やその他鉄道施設用の電力に変換し活用することで更なる省エネルギー化を図ります。
駅補助電源装置の稼働により、1駅あたり1日約600kWh(一般家庭の60軒分の消費電力に相当)、8駅での合計で年間約175万kWhの省エネ効果を見込んでいます。
今後も、他駅への設置検討を進めていく予定であり、引き続き環境負荷低減に貢献してまいります。
詳細は、添付ファイルをご確認ください。
PDFファイルをご覧いただくにはAdobe® Reader®が必要です。