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2025年ニュースリリース

東京メトロはフィリピン共和国 FEATI大学へ車両機器を譲渡しました

2025年10月1日

 

 東京地下鉄株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:小坂 彰洋、以下「東京メトロ」)は、このたび、東京メトロの鉄道運営ノウハウや経験を活用し、フィリピン共和国における鉄道人財育成に貢献することを目的に東京メトロで使用されていた車両機器をFEATI大学へ9月25日(木)に譲渡いたしました。

 FEATI大学は、工学・海洋教育・経営・建築の学部を有し、近年、工学部において鉄道エンジニアリングコースを開講しています。一方、東京メトロは、世界の鉄道関係者に向けてオンライン講座と訪日研修を提供する「Tokyo Metro Academy」を開催し、鉄道運営のノウハウや経験を、FEATI大学の関係者をはじめ広く海外へ紹介してきました。

 東京メトロとFEATI大学の関係は、2020年2月に丸ノ内線02系車両をFEATI大学の教材として活用いただくことを目的に無償譲渡したことに始まり、2025年4月には同大学と人財育成に関する覚書(MOU)を締結しており、今回の譲渡はこのMOUに基づく取り組みとなります。

 譲渡した車両機器は、半蔵門線8000系車両の台車やモーター等の主要部品で、同大学の鉄道教育課程において02系車両と同じく教材として活用される予定です。これにより、学生が実際の鉄道部品を用いた実践的な教育を受けることが可能となり、フィリピンにおける鉄道人財の育成に大きく寄与すると期待しています。

 また、2025年9月25日には、本譲渡の完了を記念して、両者によるセレモニーを FEATI大学にて開催いたしました。東京メトロは今後も、国際的な鉄道教育機関や事業者との協力を通じて、安全で持続可能な都市鉄道運営に関する知見の共有を進めてまいります。

 詳細は別添ファイルをご覧ください。

 

 

東京メトロはフィリピン共和国 FEATI 大学へ車両機器を譲渡しました.pdf(PDF:689 KB)

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