2026年10月8日
東京地下鉄株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小坂 彰洋、以下「東京メトロ」)と三菱電機株式会社(本社:東京都千代田区、執行役社長:漆間 啓、以下「三菱電機」)は鉄道用「同期リラクタンスモータシステム: SynTRACS®」と「超小型VVVFインバータ装置」を組み合わせた新たな主回路システムを東西線05系車両に導入いたします。
「同期リラクタンスモータシステム:SynTRACS」は、同期リラクタンスモータとそれを制御するインバータで構成されており、東京メトロと三菱電機が共同で、日比谷線13000系車両において世界で初めて実証試験、営業線長期評価試験、営業運用を行ったシステムです。両社は、同システムが一般的な誘導モータシステムに比べて約18%という高い省エネ効果を有することを定量的に確認し※1、今回、東西線05系車両へ導入することで約20~30%の省エネ効果を見込んでいます。
また、同期モータを駆動するVVVFインバータ装置は大型化しやすいという課題がありましたが、最新のSiC素子や高性能CPUを適用することで超小型化を実現し、従来のVVVFインバータ装置と比べ、体積を約81%、重量を約43%低減しました。これにより、既存車両のリニューアル工事における導入性を向上させ、フレキシブルな床下機器配置が可能となりました。
※1 2022年11月10日リリース https://www.tokyometro.jp/news/2022/213836.html
これら「同期リラクタンスモータシステム:SynTRACS」と「超小型VVVFインバータ装置」を組み合わせた主回路システムの導入は世界初となります。
東西線05系車両への導入に引き続き、東京メトロと三菱電機は、さらなる省エネ化とCO₂排出量削減を推進し、安心で持続可能な社会の実現に貢献してまいります。今後も、最先端技術の開発・採用を通じて、鉄道業界全体の発展と環境負荷低減に取り組んでまいります。
詳細については別添ファイルをご参照ください。
鉄道用「同期リラクタンスモータシステム」と「超小型VVVFインバータ装置」を組み合わせた新たな主回路システムを東西線05系車両に導入.pdf(PDF:537 KB)
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