多様なライフステージにあわせて安心して働けるように、柔軟な働き方を推進していきます。
働きやすい職場を実現するとともに、挑戦するマインドの醸成、健康経営の促進等を図るため、TPOに合わせて柔軟な服装での勤務(制服着用時を除く)を可能にする装い改革(ドレスコードの見直し)を2020年11月1日から導入しています。
残業時間も含めた当日の終業時刻から翌日の始業時刻までに11時間の継続した休息時間を確保する勤務間インターバル制度を導入し、社員の心身の健康の保持やワークライフバランス・生産性向上の実現を図っています。
一部の現業社員を除き、始業時刻の選択が可能となる時差始終業制度を導入しています。育児・介護・治療等との両立に加え、プライベートの事由においても利用可能となっており、個々のライフスタイルに合わせた利用の促進を図っています。
個々のライフスタイルに合わせ、柔軟に年次有給休暇を取得出来るよう、1時間単位で取得できる制度を導入しています。なお社員の年次有給休暇の取得率は毎年9割を超えています。
一部の現業社員を除き、自宅・サテライトオフィス・外出先等、様々な場所で柔軟に働けるテレワーク制度を導入し、社員一人ひとりにあった働き方を実現するための選択肢としての活用を推奨しています。
本社については、毎週水曜日と毎月最終金曜日(プレミアムフライデー)をノー残業デーに指定しており、定時退社を促進しています。
社員が子育て・介護をしながら仕事へのやりがいや充実感を持って働き続けられるよう、仕事と家庭との両立支援を推進しており、様々な制度を用意しています。また次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画の策定・実施等により、「くるみん認定」を受けています。
※当社では厚生労働省の定める育児を目的とした休暇制度を除いた①育児休業等の取得割合の算出方法から、育児休職取得率を算出しています。なお、当社では改正育児・介護休業法の施行(2022年10月1日)にあわせて、出生後8週以内に育児休職(出生時育児休職も含む)を取得した場合に最初の2週間を有給としています。
お客様に安心して東京メトログループをご利用いただくためには、社員が万全な状態で業務を遂行できる安全な職場環境づくりが必要です。長期的な計画に基づき、職場の宿泊施設における寝室の完全個室化やトイレの洋式化整備等を推進することにより、誰もが長く活躍できる職場を実現していきます。また、社員の安全確保と健康保持、職場環境の維持向上を図るため、職場ごとに安全衛生委員会等を設置し、労働災害の防止、疾病の予防等について調査・審議を行ったり、2019年から、エアウィーブ社と契約し寝室に新マットレスを導入することで社員の働きやすい職場環境の整備を行っております。さらに、当社・グループ会社・取引先が一体となって安全意識の向上を図るため、ヒヤリ・ハット情報を集約し、活用を図っています。
東京メトロや特例子会社であるメトロフルールをはじめ、東京メトログループでは障がい者の雇用を積極的に実施しています。東京メトロの本社に勤務する障がいのある社員は、総務、人事、経理などの事務業務を担うだけでなく、障がいに対する理解促進を図る活動を行うなど、様々な場面で活躍しています。障がいのある社員が活躍できる機会を創出することで、障がいの有無に関わらず、社員一人ひとりが能力を最大限発揮できる企業風土の醸成を促進しています。
性的指向・性自認に関わらず、社員一人ひとりが能力を最大限発揮できる企業風土の醸成を目指し、LGBTQ+に関する外部専門相談窓口の開設、法律婚以外のパートナーのいる社員への制度拡充、組織風土醸成に向けた啓発活動(外部団体主催のイベント参加、Allyグッズ配布)、外部団体への協賛などの取組みを推進しています。
2024年11月14日、一般社団法人work with Pride(以下、wwP)が策定した、企業などの団体におけるLGBTQ+に関する取組評価指標「PRIDE指標2024」※において、認定基準の5つの指標すべてを達成したことを示す最高評価の「ゴールド」を受賞しました。
※「PRIDE指標」は、LGBTQ+など性的マイノリティが働きやすい職場づくりを日本で実現するためにwork with Prideが2016年に策定した日本で初めてとなるLGBTQ+に関する企業・団体等の取り組みの評価指標です。
Policy(行動宣言)、Representation(当事者コミュニティ)、Inspiration(啓発活動)、Development(人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)の5つの指標で構成されており、各指標内で指定の要件を満たしていれば点数が付与され、点数により、ゴールド、シルバー、ブロンズとして企業・団体が認定されます。